最後の花火
こんにちは!イナゴです。
今回は、映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話』の主題歌で、suis(ヨルシカ)さんがカバーしたことで話題の名曲。フジファブリックの『若者のすべて』について紹介しようと思います。
では、どうぞ!!!
曲について
映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話』の主題歌として、フジファブリックさんの『若者のすべて』をsuis(ヨルシカ)さんがカバーする形で歌われた曲になります。
作詞者の志村正彦曰く、「夏の終わりの最後の花火大会が終わった後の切なさや虚しさなど、感傷的になり考えてしまう所を歌った曲」
wikipedia,若者のすべて(曲),https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E8%80%85%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6_(%E6%9B%B2)
と志村正彦さんも夏が終わる寂しさを表現した曲になります。
今回の映画でも”花火”のシーンが印象に残りましたが、そんな切ない夏を表現する曲にふさわしい曲だと私は思いました。
私個人的な意見になりますが、『若者のすべて』をカバーしたsuis(ヨルシカ)さんの声がどこかmiwaさんの声に近いように思いました。初めて聴いたときは、miwaさんがカバーしたのかと勘違いしました。
ここから曲の内容について触れていこうと思います。
最後の花火
暑い夏のピークが終わる頃。
蒸し暑い、生暖かい風とは違い涼しいと感じる風がちらほらしてきたぐらいなのでしょう。
そんな季節の変化を気にしない人の文化、イベント。
夏のイベントは、賑やかな雰囲気が漂います。
“可能性”どんなに少ない希望だとしても期待をしてしまう。
あなたに出会えることを。
花火があるたびに期待をしてしまうのです。
照らし合わせてしまうのです。
頭の中にある、思い出とその妄想でいっぱいになります。
思い出
思い出の花火をみてから何年も経ち、社会のルールや決まりに揉まれながらも花火をみに来たのです。
時を巻き戻すことはできません。
しかし、戻りたくなるのです。
思い出したくなるのです。
歌詞では、思い出してしまうといっていますが、本人は思い出したくて花火をみにきているのかもしれませんね。
同じ空
必死だからこそ多少の傷は気にならない。
それどころではないのだと想いの強さがうかがえます。
頭の中で思い出と妄想を繰り返していたところに彼(彼女)は現れたのです。
もし、会えた時はどんな話をするのか散々考えていたと思います。
しかし、言葉に詰まるのです。
気になる人を目の前にすると頭の中が真っ白になります。
このさき2人がどうなるのかは分からない。
けれど、同じ時間を過ごしている事実は変わらないのです。
まとめ
今回は、『若者のすべて』について書かせてもらいました。映画の中でもsuisさんの透き通るような声から流れる『若者のすべて』がとても印象的だなと視聴しながら思いました。同じ花火はないのだと、そのとき、その瞬間が大事だと改めて実感しました。あなたに合う曲が私の記事で出会えたのなら嬉しいです。
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