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【Little Summer】SPYAIR夏ラブソング

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Little Summer解説

こんにちは!イナゴです。

今回は、SPYAIRのラブソング『Little Summer』を私なりに歌詞解説と私の好きなポイントを紹介できたらなと思います。

ようこそ!SPYAIRの曲紹介へ!!

『Little Summer』は、ロックバンドのSPYAIRが初の武道館に向けて、2012年9月19日に発売したアルバム『JUST DO IT』に収録されている曲です。夏に行われている、JUST LIKE THIS 2016などでも披露されている夏が似合うラブソングです。

好きな人と花火を見たいと夢見た人、叶えた人いろんな方がいらっしゃると思います。そんな夕日によってうつし出された身長差のある影。凸凹から男女の影と連想がしやすいですね。その後に行われる花火まで、一緒にいたことがわかりますね。

毎年多くの人が訪れる夏祭り。普通に歩くことも難しいですよね。そんな中、手を繋ぐのではなくシャツをつかむところにまだ、あどけない男女の心情がうかがえますね。それでも、彼女のはぐれたくない思いから頑張ってシャツをつかんだところに心をもっていられそうです。キュンキュンしますね。

先ほどのシャツをつかまれたのが、夏祭り、デートの影響なのでしょうか。いつもなら彼女にいたずらや冗談を言えていたはずが、うまく言えなくなる。好きな人の意外な行動やデートは、イレギュラーが多くなりますね。彼のほうは、彼女のことを夏祭りまでは意識していなかったのかもしれませんね。

先ほど、シャツをつかむことしかできなかった男女。ここで、彼が勇気を出しました。手を繋ぐこと。決して、あたり前のことではない。いつも冗談を言っていた相手に初めて緊張をした瞬間。その一瞬の勇気。離れたくないと強く想うから実行できた勇気。素敵ですね。

※ちなみになのですが、”握った”のところVo.IKEさんは”握って”と歌っていると感じるのは、私だけでしょうか。みなさんも聴いてみてください。

夏祭りのあと、彼は彼女と楽しく過ごす世界を想像しちゃいます。好きな人といれるなら場所などどこでもいい。毎日の通学や通勤、学校や職場は、いつもと変わらない。しかし、君が一緒にいてくれるならその場所は、特別なところに変わるのだ。彼とっては、当たり前の大切な場所。

彼は、自分がいなくなる世界の想像をしました。世間でいうところ代わりは多くいる。しかし、それぞれの大切な人の代わりはいない。僕がいなくなることで、悲しんでくれる人がいることがどれほど幸せなことなのか。

彼の想像は、死後の世界まで行ってしまいました。彼の頭はカラフルな世界が広がっています。夏の夕暮れと天国を勘違いするくらいに。そして、彼女のことが大好きであると認識をします。君と出会えたことで、夏祭りの出来事で恋を知ることができたのです。

この水際とは、2人がいつも行くところなのでしょうか。世界に2人だけしかいないような不思議な感覚。前のようにふざけ合うだけではなく、お互い相手を想い寄り添い合う。夏祭り前の2人とは、ずいぶん距離感が違いますね。

幸せな日々、誰しもがずっと続けと願いますよね。好きな人の横顔、普段生活をしているだけでは、難しいですよね。そんな好きな人の横顔を見れる立場にいられるのは、彼氏の特権なのかもしれませんね。

好きな人ができると会っていないときですら相手のことを考えてしまいますよね。勉強や趣味ですら上の空になってしまいますよね。そんな想像を相手も同じようにしてくれてたらと願ってしまいますよね。

未来のことですら想像しているだろうと確信している彼。本当に彼女のことが大好きで仕方ないようですね。しかも、自然と思い出すしてしまう。彼にとっては、呼吸するぐらいに思い出すことが当たり前のようです。

1番では、恋を知る彼でした。しかし、ここでは彼女を想う気持ちでいっぱいとなり、愛へと少しずつ変化していっていますね。いつもの光景が彼にとって、かけがえのないものになっていくのです。

彼女への想いは愛へと変化していく。恋は自分の欲を満たし、愛は相手のためにと。最初は、自分が手を握りたかったから。今は、相手のために少し無茶をしたくなる。彼は恋を知り、愛を知ったのです。今まで知らなかった感情。君に頼られたい欲へと変化していきました。

1番では、君がいてくれるだけで、笑みがこぼれてしまう。そんな幸せなことがあるでしょうか。夢のような光景におもわず笑みが出てしまっているのかもしれませんね。とてもかわいらしい彼ですね。

黄昏は正確には、夕日が沈み切る直前のできごとのことを言います。彼は、その光景を花火と重ね合わせます。1番の始めに出てくる”あの花火が好き”とは黄昏(夕日)のことだったのです。花火は普通夏のシーズンのお祭りのときにしか基本上がりません。彼にとっては、日々好きな人と見る夕日が夢のような瞬間なのです。

愛を知った彼だからこそ。1番の時とは違った印象を受ける歌詞。彼女が危なくないようにと近くにいるから安心してほしいと手を握る。相手を想うからこその行動だと思います。とても素敵な彼氏ですよね。

そんな彼の願いは、君がいるだけでいいと。ここでは、彼のあふれだす愛がさらに大きくなっていると思います。君がいるってだけで、幸せなのだと自覚できるのだ。

君に泣いてもらえるだけでいい。愛を知った彼の少しの欲求。愛したいけど、やはり愛されたいですよね。

好きになる幸せ。普通のことが、当たり前のことが幸せと感じること。好きな人のために頑張れる幸せ。何気ない夕日が天国に見える幸せ。1人では到底知ることのできない恋と愛を彼女と過ごすことで見つけることができた。彼にとってこんな幸せなことはないでしょう。この二人の愛がいつまでも続くといいですね。

今回は、SPYAIRの『Little Summer』について、私なりに解説させていただきました。恋を知らなかった彼から愛を知り、なんでもない日々を幸せと感じるようになりました。きっかけはささいなことなのかもしれません。しかし、そのささいなきっかけが大きな成長へとつながっていくのですね。

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