そんな人たち必見!!!!
特にアニメや漫画好きの人には特におすすめしたいです。
それは、『僕とおじいちゃんと魔法の塔』です。

こんにちは!イナゴです。

今回は、学生時代に漫画しか読まなかった私が小説の世界に入るきっかけとなった本の紹介をしたいと思います。

では、どうぞ!!!!
読むきっかけ
私が学生のときに、学校で読書タイムという時間が設けられました。
15分間みんなで本を読む時間です。
それまで、漫画以外読んだことがなかった私は、ひどく焦りました。
本屋に向かい読みやすそうな本を親と一緒に探しました。
そこで、『僕とおじいちゃんと魔法の塔』と出会います。
『僕とおじいちゃんと魔法の塔』
私が、『僕とおじいちゃんと魔法の塔』を手にしたのには、理由があります。
この2つです。
いきなり学校の取り組みで発生した読書タイム。
その時間を少しでも楽しむためにこの本は、とても最適だったと今でも思います。
漫画はよく読んでいた私は、ペラペラとページがめくれるのが好きでした。
それに、

今日は、15分で15ページ読めた
とか日々成長を実感することが楽しくてどんどん読み進めることが出来たのです。
そもそも『僕とおじいちゃんと魔法の塔』のあらすじなのですが、家族とのいざこざで家出をした主人公がとある不思議な塔で暮らすことになります。
その塔には死んだはずのおじいちゃんが住んでいる?!
しかも容姿はかなり若い?!
ここから主人公の人生が大きく変化していくって感じなのですが、これが小学生の私には刺さりました。
会話分が多いのか、小説の割に薄いのに1ページの文字数もかなり少ないと思います。
なので、まるで漫画を読んでいるような感覚になるのです。
読書タイムを切り抜けるためにはあまりにもベストな小説だったのです。
『僕とおじいちゃんと魔法の塔』は、シリーズもので、1~6まであります。
主人公も小学生~高校生くらいまで成長したと思います。(記憶が曖昧です汗)
その年齢相応の悩みがでたりと設定こそかなりとんでいますが、現実味のあるお話でした。
しかし、作者の香月日輪さんは、すでにお亡くなりになられたため続編が存在しないのが本当に残念でなりません。
ただ、私に小説の楽しさを教えてくれたとても素敵な作品です。
その他香月さん作品

たしかに読んでみたいけれど完結した作品がいい。
という方。
『僕とおじいちゃんと魔法の塔』も一冊で1つの大きな話の区切りにはなっていたと思います。
決して問題は、ないのですが、それ以外だと
『桜大の不思議の森』、『大江戸妖怪かわら版シリーズ』、『下町不思議町物語』などは、『僕とおじいちゃんと魔法の塔』と似た雰囲気で楽しめると思います。
少し違った雰囲気の作品だと、
『黒沼: 香月日輪のこわい話』ですかね。
ちゃんと怖かった印象があります。
その他にも、代表作『妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ』や魔法や冒険の『ファンムアレース』などいろんな作品があります。
この2つは、読んでいなかったり、途中断念しちゃいまいした。(汗)
まとめ
今回は、漫画しか読んでなかった学生時代の私に衝撃を与えた小説を紹介させていただきました。香月さんの作品は、小学生や中学生には特に勧めたいです。心が温まるお話が多いので、是非読んで欲しいですね。